日本のマチュピチュや天空の城とまで言われる竹田城跡ですが、雲海に浮かぶ竹田城跡の美しい様子がTVCMで流れるなど、非常に有名かつ人気のスポットです。
竹田城は、1443年の室町時代(足利尊氏が室町幕府を開き、織田信長が足利義昭を追放し室町幕府滅亡とともに終了)に、当時の但馬守護山名宗全が配下の太田垣氏に命じて築かせたのが始まりとされ(口碑)、のちに羽柴秀吉により落城します。
その後、羽柴秀吉、桑山重晴と城主が続き、最後に赤松広秀(斎藤政広)が城主になり、関ヶ原の戦い本戦後、鳥取城攻めに参加した際に、城下町焼き討ちの首謀者とされ(讒言されたとも)、その罪から自刃させられ、竹田城は廃城となった、という歴史があります。
現在は、ほとんど石垣しか残っていませんが、それがロマンを感じさせてくれたり、雲海・紅葉が合わさった絶景見たさに非常に人気です。
ただ、紅葉もですが、雲海は特に見れるかどうかは天候などの運に左右され、なかなかお目に掛かれないだけに、可能性の高い日に行きたいですよね。
また、「実際にいったらTVなどで見たほどではなかった」なんてことになったらがっかりなので、そこらへんも知りたいところです。
というわけで、「竹田城跡 雲海・紅葉の見頃2018時期と口コミ・評判まとめ」と題して書いていきます。
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竹田城跡2018雲海・紅葉の見頃は?
竹田城で見られる雲海とは、竹田城跡の南東を流れる円山川から発生する霧のことです。
雲ではないの?と思い調べてみたら、定義的に見る人(霧or雲)の位置によって変わるそうです。
ようは、見ている人がそれを見上げていたら雲だし、その中にいたら霧、見下ろしたら雲海・・・、ややこしいですね。(;^_^A
話がそれましたが、雲海・紅葉の見ごろは以下のようになります。
【時期】
9月~11月 ※他の季節でも稀に見られるが、秋(特に晩秋)が一番発生しやすい
【時間】
明け方から午前8時頃まで
【条件】
1.湿度が高く十分な放射冷却があること
2.よく晴れていること
3.前日の日中と当日の早朝の気温の差が大きいこと
4.風が弱いこと
【その他】
但馬南部の濃霧注意報も要チェック竹田城跡公式HPより引用
同サイトより、3.の「前日の日中と、当日早朝の気温差が大きいこと」の気温差は10℃以上が望ましいという条件から、晩秋が発生しやすいとのこと。
なので、見頃としては、最も濃い雲海ができやすくなる11月下旬~12月上旬の、明け方~午前8時頃までになります。
上記の4条件に当てはまるかを確認すれば、ある程度は天気予報で可能性を探れるので、参考にしていきましょう。
他の時期でも(8月など)、雲海が見れないことはないようですが、かなり珍しいそうです。
11月下旬であれば、雲海の見頃(11月下旬~12上旬)と紅葉の見ごろ(11月上旬~下旬)が重なっているので、朝方雲海に浮かぶ竹田城跡を見て、雲海が消えた後に紅葉に囲まれる竹田城跡を見ることもできる可能性がある、素晴らしい時期とも言えます。
また、紅葉に関しては竹田城跡だけではなく、竹田城跡のふもとの城下町である竹田寺町の紅葉も11月中旬にピークを迎えるので、合わせて楽しめます。
注意しておきたいのが服装・持ち物で、雲海という水蒸気の中に行くことに合わせて非常に寒くなる時期・時間帯であり、竹田城跡・立雲峡ともに立電灯がないので、雨合羽・防寒対策やライトが必須です。
加えて、口コミを見ても、3回目にしてやっと雲海を見ることができた!という人もいるので、雲海に関しては見れたらラッキー☆ぐらいに思ったほうがいいようです。
竹田城跡2018雲海・紅葉の口コミと評判まとめ
気になった口コミ・評判をピックアップしてみました!
竹田駅裏の登山道から登った人がおり、大体30~40分程度で登れたとのことですが、結構ひざを上げるような段差もあるようなので、運動不足に人はきつかったようです。(;^_^A
また、登り始めたら自販機の類はないので、(特に夏場は)事前に飲み物を調達しておきましょう。
山の中を登るので、虫よけなどの対策も考慮に入れましょう。
現在は有名になりすぎて、桜や雲海・紅葉シーズンだと平日でも非常に人が多く、臨時のシャトルバスなども混雑するそうです。
竹田城跡内も、要所要所にボランティアガイドの方がいて、史跡としての説明などを聞くことができるそうで、冒頭に書いた予備知識があるとより楽しめるかも?
総評としては、竹田城跡までの行き帰りで疲れるが、TVなどではとても伝えきれない、美しさ・感動があり、是非自分で体感してほしいといった内容が多くありました。
ただ、本当にすぐ近くまで車でいけてしまうと、環境破壊につながったり、ありがたみが少なくなってしまうからこれぐらいでいい、という人もいて確かにと思いました。
ちなみに、夕方近くなると比較的混雑は落ち着いているようです。
当然、竹田城跡にトイレなく、駐車場にしかないので余裕をもって絶景を楽しみましょう。
1月4日~2月28日の間は閉山しますが、その時期でも立雲峡から遠目に竹田城跡を見ることができます。
また、現在7月7日の西日本豪雨による土砂崩れのため、現在山城の郷からの西登山道は現在も通行止め、天空バスも現在運航休止で復旧は11月が予定されています。(竹田城跡公式HPより)
そのため、南登山道中腹までタクシーで行きそこから徒歩か、表米神社登山道・駅裏登山道より徒歩で行くかの3択になります。
まとめ
竹田城跡の雲海・紅葉の見頃は、それぞれ11月上旬~下旬・11月下旬~12上旬で、11月下旬が重なっているのでおすすめです。
口コミ・評判の内容としては、行き帰りは大変だけど「TVなどで伝えきれないとはこのことか!」というほど、美しく荘厳で、自分で体感できてよかった、という評判が目立ちました。
その他、服装・持ち物などの注意点はありましたが、多くの人が満足したようです。
以上、「竹田城跡 雲海・紅葉の見頃2018時期と口コミ・評判まとめ」でした!
最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事が参考になれば幸いです。